総合広告会社とは、広告枠の仲介だけでなく、広告をはじめとするコミュニケーションに関わるあらゆる業務をサービスできる広告会社のこと。
業務内容は、調査・媒体購入・広告制作全般、イベント企画、商品企画、PR、販売促進など多岐に渡る。

リビングの大型テレビとノートパソコン
PIXTA画像:リビングの大型テレビとノートパソコン

国内では電通、博報堂の2社でシェアを分け合っている。世界では5大エージエンシーグループがシェアを分け合う形になっている。
海外の広告会社は基本的に1業種1社の取引関係であるが、日本の総合広告社の特徴として、競合する広告主を顧客としていることである。

海外ではグループ内に複数の代理店が存在し、総合代理店の役割を担う存在、調査を担う存在、デジタル施策に特化した存在などが有機的に繋がりを持ち活動をしていることが多い。
日本の場合、電通・博報堂が子会社関係のある専門代理店と協業することがほとんどである。

(この用語は2014年5に掲載した記事を加筆修正したものです)