ザッピング (zapping) とはテレビのチャンネルを頻繁に切り替える行為

2014年5月10日広告用語

ザッピング(zapping)とは、「テレビを視聴する際CMや番組の途中でリモコンを使い、チャンネルを頻繁に切り替える行為」のことです。
元々の意味は、「ナップザックを背負って山や森をぶらつくこと」を言います。

平日都会で仕事をすると、ストレスが溜まります。
そのストレスを発散するため、休日は自然の中でリフレッシュしようとしました。
ここからチャンネルを替えて色々な番組を視聴する行為を、「ザッピング」と言うようになったのです。

チャンネルを替える際、放送していないチャンネルでは「ザー」という音がします。
CMや番組の途中で頻繁にチャンネルを替えると、「ザッ、ザッ」と音が出るので、そこから「ザッピング」の言葉ができたとも言われています。

リビングのテレビと横に観葉植物
PIXTA画像:リビングのテレビと横に観葉植物

視聴者がザッピングをする時には、2つの場合があります。
見たい番組がない時、もしくは面白い番組がない時です。

もう1つは、ドラマとバラエティの両方が気になり、チャンネルを頻繁に替えながら番組の様子を追うようなザッピングです。テレビ番組がCMになると、視聴者はザッピングをします。
これは「CMが見られていない」ということなので、CMの広告料で制作費をまかなっているテレビ局には深刻な問題です。

番組がCMに行く直前のコメントなどを工夫して、ザッピングをさせないように努力はしていますが、残念ながらあまり効果はありません。
最近ではHDDレコーダーの普及により、「CMスキップ機能」が使われることもあり、テレビ局と広告主企業には悩みの種になっています。

NHKでは、このような「視聴者のザッピングする行為」を逆手に取り、タイムザッピングサービスに向けた研究を行っています。
このサービスでは、現在視聴しているチャンネルの指定した時間(例:10分前)だけシフトした番組シーンを、リモコン操作によって提供します。
視聴者はザッピングしながら、過去の番組のシーンを視聴できるのです。

「タイムザッピングサービス」によって、普段は視聴しないような番組を発見し新たに視聴するなど、ザッピングを効果的に活用できることもわかってきています。

(この用語は2014年5月に掲載した記事を、2019年9月2021年5月に加筆修正したものです)

Posted by faxdmya