ドア横とは、交通広告における広告の設置場所の一つ。
文字通り、車両ドアの横にあり、大人が立った状態で目線位置にあり、他の場所よりも広告まで距離が短く、注目率・精読率が高い場所。

電車ドア前
Pixabayイメージ

ドア横は、ドア付近の滞留者だけでなく乗降・車内移動の際に最も目につく場所であるため、自然にアピールすることができる。
商品・サービスの詳細な情報伝達が可能な人気媒体である。

一般的に中吊り広告が車両内広告では一番効果的だと言われてきたが、スマートフォンの利用者が増えている中で視線を上に向ける中吊り広告よりも視線の延長線にあるドア横の方が効果的であるという向きもある。

また手に届く距離にあるため、QRコードや検索を誘導する施策・スマートフォン連動型の広告もアイディア次第で取り組むことができる。
最近ではドア上で行われていた液晶での広告が、ドア横でも活用され始めている。

(この用語は2014年5月に掲載した記事を加筆修正したものです)