メルマガ広告とはメールマガジンを利用した広告のこと。メールマガジンとはインターネットの電子メールを使用して配信される文書で、発行元は企業から個人まで幅広く存在します。
媒体となるメールマガジンがテキストメールの場合は文字広告のみですが、HTMLメールであればバナー広告なども掲載可能。そのため視覚的に訴えることができて効果的です。

加えて開封チェックも行えるので、広告がどれだけの人の目に触れたのかを確認できるのも効率がいいといえるでしょう。
広告のテキストとしてはメルマガの中に数行の広告を挿入するパターンや、一社が独占して広告の単独配信をするパターンなどがあり、とくに決まりはありません。

掲載料金もメールの形態や、文章量などによりさまざま。ただしメルマガ広告を行う際には、値段の安さよりもメルマガの発行数や、発行元の信頼性、メルマガと広告内容の親和性などを重視したほうが宣伝効果が高まります。

モニターを見て手帳に手をやる女性
PIXTA画像:モニターを見て手帳に手をやる女性
メールは、ほぼ1人一台のスマホをもつようになった現在、もっとも効果的な広告媒体の1つだといえます。
メルマガを使った宣伝方法にはほかにもメリットがたくさんあり、たとえば即時性の高い広告ができること。媒体がメールなので、当日や翌日はもちろん、即時開始のサービスなどの広告を打ち出すことも可能です。

同様に顧客見込み客からの反応にも即時性があり、メルマガ広告を行った直後から問い合わせや申し込みが受けられるなど、広告の効果が実感しやすいです。
また、メールで送信する広告なので、原稿もメルマガの発行元にオンラインで送信できるなど、作成が簡単なのもメルマガ広告の大きなメリットだといえるでしょう。

ほかには幅広い層の元へメルマガが届くことで新規開拓に繋がったり、本文クリックで簡単にサイトに誘導してより詳しい広告を目にしてもらったりと、メルマガ広告にはたくさんのメリットがあります。

反対にメルマガ広告のデメリットとしては、広告を配信した相手の情報が一切得られないことが挙げられます。メールを配信するのはあくまでもメルマガの発行元なので、配信先のことはメールアドレスもわかりません。
そのため広告元としては、メルマガ広告を見て反応があった顧客のみ把握することができるのです。

(このページは2005年に掲載した記事を2015年と2021年8月に加筆修正更新したものです)